スレッド1: Wiz スケジューラー(グループウェア)と PHP ヴァージョンアップに伴うアプリの自動修正について
No.3: PHP7.4 対応の 新 Wiz スケジューラー を VPS サーバーにインストールした時のエラー対策
[No.1への返信]
- 日時: 2022/08/31 06:57
- 名前: ナオヤM
ID:v0vXUs8A
- 参照: http://viola.vmorita.com/bbs/wizphp/forum.shtml
- ● 上の記事で、筆者の独自 VPS にインストールした WIZ が最初うまく動作しませんでした。 PHP や PostgreSQL のパージョンは PHP7.4, PostgreSQL9.6 とターゲットどおりであるにも拘らずです。
● 理由は2つありました。 1つは最近の Apache5.4 (HTTPD) はハイ・トラフィックに適応するため、MPM (Multi Processing Module) のモードが以前の prefork ではなく、event になっていることに因ります。この変更により、PHP を実行するモジュールががアパッチの mod_php では無く php-fpm という別プロセスになったため、そのディレクトリのアパッチの挙動を決める .htaccess に PHP_flag や PHP_VLUE 等の記述があるとアパッチがエラーになるためです。 その為 .htaccess に記述されていた PHP の挙動に関する項目は、 .user.ini という別ファイルに php.ini と同じ記述形式で書き出す必用がありました。
● もう1つは、デフォルトではブラウザでアパッチをアクセスした時に実行するユーザ・グループが apache:apache で設定されていたり、PHP のセッション情報を格納するディレクトリ (/var/lib/php/session) の所要者が root:root でパーミッションが 755 になっていたりするからです。WIZ では社員情報をクッキーにしてユーザーに喰わせ、それをサーパー側ではセッション・ディレクトリに格納して処理しているようです。僕はセキュリティー上、アパッチの実行ユーザを apache ではなく www にしているので "chown -R root:www /var/lib/php/" 及び "Chmod -R g+w /var/lib/php" のコマンドを打って解決しました。
皆さんのご参考になれば幸いです。 ナオヤM
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